血漿分画製剤からウイルスを除去、または不活化するには(1)加熱法(液状加熱→乾燥加熱→蒸気化+加圧+加熱)、(2)免疫吸着法+界面活性剤処理、(3)免疫吸着法+加熱、(4)有機溶媒+界面活性剤等、(5)膜濾過という5つの方法があります。
 このうち主に利用されているのは、加熱法です。例えば、水溶液の状態で加熱処理を行う液状加熱法(パスツリゼーション)は、アルブミン製剤などで利用されています(図参照)
 また、血友病の治療薬では血液を固める成分が熱処理に弱いため、非加熱による方法が採用されています。有効成分が壊れないように安定剤を添加してから熱処理をする方法もありますが、同時にウイルスも安定させてしまう可能性があり、いまなお多くの技術的課題が指摘されています。
 


 
         
      Copyright 2001(c) Medical Science Publications,. Inc. All rights reserved