総コレステロール TC
Total Cholesterol
正常値
220mg/dL未満

 
 動物性タンパク質を取りすぎると、血中のコレステロールが上昇し、全身の動脈に蓄積して動脈硬化を起こします。さらに、心筋梗塞、狭心症、脳梗塞などの病気の原因となる危険性があります。この検査では、血中の総コレステロール値を測定しますが、総コレステロール値は食事により大きな影響をうけるので、検査前は食事を抜きます。


 総コレステロールはLDLコレステロール(悪玉コレステロール)、HDLコレステロール(善玉コレステロール)、VLDLコレステロールを含む血清脂質の総濃度です。高脂血症の進行や動脈硬化の危険性については、LDLコレステロールとHDLコレステロールの割合から判断されます。

 
 総コレステロール値の正常値は220mg/dL未満で(日本動脈硬化学会)、220mg/dL以上で高コレステロール血症となります。また220〜250mg/dLでは低タンパク食を摂るように指導されますが、260mg/dL以上または120mg/dL以下では原因となる病気が疑われます。

 
 コレステロールはホルモン、血管壁、細胞膜の材料となる必要不可欠なものですが、多すぎると動脈硬化を引き起こす危険があります。逆に少なすぎるとホルモンのバランスを崩し別の病気を引き起こす可能性があります。また閉経後の女性では、総コレステロール値が上昇することがあります。
低 値 高 値

慢性肝炎 肝硬変
慢性膵炎 慢性腎炎
甲状腺機能亢進症 貧血
白血病 リンパ腫
感染症など

家族性高コレステロール血症 
甲状腺機能低下症 クッシング症候群
ウェルナー症候群 糖尿病
ネフローゼ症候群 肝がんなど


 
         
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