アミラーゼ
Amylase
正常値
正常値表参照

 アミラーゼはデンプンを分解する酵素で、主に膵臓や唾液腺から分泌されます。膵疾患や唾液腺疾患の診断を目的に検査されます。
 血清中や尿中アミラーゼ活性を測定します。
 正常値は、測定法によって異なります。
 アミラーゼ活性は日内変動し、夕方から夜半にかけて約5%上昇します。新生児ではやや低めですが、2〜3歳には成人値となります。妊娠ではやや高値になります。
   正常値
酵素法
  血液 :55〜245 IU/L
尿 :≦790 IU/L
Blue Starch法
  血液 :100〜400 IU/L
尿 :200〜1500 IU/L
 
 膵疾患や唾液腺疾患の異常が分かります。アミラーゼ活性は、膵臓や唾液腺の損傷により高値に、細胞内のアミラーゼ合成・分泌の低下により低値になります。また、アミラーゼは腎から排泄されるので、腎不全やマクロアミラーゼのときは尿中の値が血中よりも低くなります。
血中アミラーゼ高値 中等度〜高度   急性膵炎、慢性膵炎の急性増悪
軽度〜中等度 慢性膵炎、膵癌、流行性耳下炎、肝・胆道疾患、婦人科疾患、腎不全、ムンプスなど
血中アミラーゼ低値 慢性膵炎(膵機能荒廃期)
尿中アミラーゼ低値 マクロアミラーゼ血症、腎不全、慢性膵炎(膵機能荒廃期)


  アミラーゼ アイソザイム
リパーゼ

 
         
      Copyright 2001(c) Medical Science Publications,. Inc. All rights reserved