CA19-9 
 
cut off値
37U/mL

 CA19-9 は組織の癌化に伴って産生され、モノクローナル抗体CA19-9で認識される糖蛋白です。膵臓、胆管、胆嚢、胃、大腸などの癌化に伴って大量に産生されて、血中で検出されるため、消化器系の癌、特に膵癌や胆道系の癌の診断や治療のモニターとして利用されます。
 血清中のCA19-9量を測定します。
 CA19-9のcut off(境界)値は37U/mLです。また、10〜20代の女性や妊婦では陽性を示すことがあります。また、日内変動や季節変動がなく、加齢の影響も少ないことが特徴です。
 
 癌を確定診断する場合は、主に画像診断、組織診断などを行いますが、病巣が小さく判定が困難なこともあるため、CA19-9など腫瘍マーカー検査も組み合わせて行います。腫瘍マーカー検査の有用な点として、癌の外科的切除後の癌の残存、再発の診断があげられます。また、癌の化学療法や放射線療法の効果判定の指標としても用いられます。
 この検査は、消化器系の癌の診断の指標や治療効果の判定に利用されています。膵癌の80〜90%、胆管、胆嚢癌の60〜70%で陽性になります。

 
         
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