ヒト心臓由来脂肪酸結合蛋白 H-FABP
Heart-Type Fatty Acid-Binding Protein
cut off値
6.2ng/mL

 H-FABPは心臓や肝臓などの脂肪酸代謝がさかんな臓器の細胞質に存在する低分子可溶性蛋白で、組織破壊により血中に逸脱します。H-FABPは心筋障害の指標となり、特に急性心筋梗塞の早期診断を目的に測定されます。
 血液中のH-FABP濃度を測定します。H-FABPは、脂肪酸の運搬に携わる低分子可溶性蛋白質で、心筋細胞の細胞質に存在します。
 急性心筋梗塞におけるH-FABPのcut off(境界)値は6.2ng/mLです。
 
 H-FABPは心筋梗塞発症早期から高値を示します。このほか、狭心症、急性心筋炎、解離性大動脈瘤、多発性筋炎などでも高値になります。また、早期診断による再灌流の指標、心筋梗塞サイズの定量指標、ならびに心臓手術時における心筋傷害程度の判定指標としての利用をはじめ、心筋に障害をきたし得る病態の評価判定などが分かります。

 
         
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