免疫グロブリン Ig(IgG、IgA、IgM、IgD)
Immunoglobulin
正常値
正常値表を参照

 免疫グロブリンは、抗原刺激を受けたB細胞により産生される血漿蛋白成分(γ-グロブリン)で、IgG、IgA、IgM、IgD、IgEの5つのクラスに分類されます。この検査は、免疫グロブリンの量的あるいは質的な異常を捉えることで、免疫機構の異常を明らかにするために行われます。
 血清中の免疫グロブリンの増減を検査します。IgG、IgA、IgMは免疫比濁法、IgDは免疫拡散法にて測定されます。
 免疫グロブリンは、新生児期から小児期にかけて、大きく変動します。
   正常値
 IgG  870〜1700 mg/dL
 IgA  110〜410 mg/dL
 IgM  (男性)33〜190 mg/dL (女性)46〜260 mg/dL
 IgD  ≦15 mg/dL
 免疫グロブリンの増加には、数多くの抗体産生細胞の増殖を示す「多クローン性の増加」と、1種類の抗体産生細胞の増殖を示す「単一クローン性の増加」の2種類があり、それぞれ別の疾患と診断されます。
高 値
多クローン性の増加:慢性肝疾患、悪性腫瘍、自己免疫性疾患など
単一クローン性の増加:多発性骨髄腫や原発性マクログロブリン血症など
低 値
原発性免疫不全症、続発性低γ-グロブリン血症


 
         
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