EBウイルス
Epstein-Barr Virus
正常値
陰性(-)

 EBウイルス感染を診断するための基本となる検査です。EBウイルスは小児期までに感染することが多く、その場合は症状はありません。しかし、思春期以降に初感染すると伝染性単核球症を発症します。
 EBウイルス抗体には、VCAIgG(感染すると終生存在する)、VCAIgM(初感染後、急性期に出現、1〜2か月で消失)、EAIgG(ウイルス増殖の程度と相関)、EBNA(感染後、遅れて出現し、終生存在する)などがあり、一般的に蛍光抗体法で測定されます。
 EBウイルス抗体は、初感染の時期によって一定のパターンで推移するため、各抗体価を測定することで、EBウイルス感染の進行状況が診断されます。
 思春期以降、EBウイルスに初感染して発症する伝染性単核球症は、リンパ腫の腫脹や発熱の症状を示します。また、慢性活動性EBウイルス感染症やEBウイルス関連腫瘍(バーキットリンパ腫や上咽頭癌)の原因となります。
  未感染者 既感染者 伝染性
単核球症
慢性活動性
EBウイルス
感染症
Burkitt
リンパ腫
上咽頭癌
 VCAIgG 陰性(-) 陽性(+) 陽性(+) 陽性(+) 陽性(+) 陽性(+)
 VCAIgM 陰性(-) 陰性(-) 陽性(+) 陰性(-)〜
陽性(+)
陰性(-) 陰性(-)
 EAIgG 陰性(-) 陰性(-) 陽性(+) 陽性(+) 陽性(+) 陽性(+)
 EBNA 陰性(-) 陽性(+) 陰性(-) 陰性(-)〜
陽性(+)
陽性(+) 陽性(+)


 
         
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